美味しいごはんの炊き方”彩々炊飯術”
お米・ごはんの隠れた魅力を発信する情報ウェブマガジン
「ごはん彩々」がオススメするごはんを美味しく炊く
彩々炊飯術
※本HPは「ごはん彩々」より「彩々炊飯術」の記事を引用・抜粋しています。
詳しくはhttp://gohansaisai.com/suihan-top/まで
お米を買って開封したあとは、お米が乾燥しすぎないようにプラスティック製等の密閉容器に移すのが良いです。常温では劣化が早いので冷暗所においてください。
お米を食べきる目安は季節により異なりますが、常温の場合1ケ月程度です。保管状態が悪いと、味や匂いが悪くなる、虫・カビが発生する、お米がひび割れる等あります。
1合カップにお米を入れて、すりきり棒や菜箸などで盛り上がったところを削ります。山盛りのままでは量が入り過ぎてしまいます。
重さではかる場合は、1合150グラムを目安にしてください。
まず、お水をお米が全部浸るぐらい入れて軽く回してから、素早く水を流します。最初のお水を素早く捨てるのは汚れ落としも兼ねているので、お米がその水を吸水しないようにするためです。
そしてそのままお水がない状態で手で20回位かき回して洗います。次にお水をお米が全部浸るぐらいに入れてまた流して、この洗う工程を3回ほど度繰り返します。
お米を洗うのは表面に着いているヌカをとるためです。最近は精米技術が発達しているので力を入れてゴシゴシと手で押さえつける必要はありません、お米が割れないようにしましょう
※お水が透明になるまで洗う必要はありません。お米のとぎ汁の白い色は主にデンプンです、洗いすぎは美味しくなくなります。
水に浸すのは、お米の芯までお水を吸収させる必要があります。水温20度程ならで1時間ほど浸します。最初の30分で約8割程度が急速に吸水されます。夏場は1時間、冬場は2時間位が目安です。
浸す時間が少ないと芯のあるごはんになってしまう場合があります。
※夏場の暑い時期に長い時間浸す場合は、匂いや雑菌が出るので冷蔵庫で浸すことをお薦めします。
※硬度の低い、軟水のミネラルウォーターを使うともっと美味しくなります。

食べる時間を逆算して、食卓に美味しい炊きたてを出しましょう!古くなったお米には、モチ米を少しプラスすると、美味しく炊けます。
また昆布・日本酒・にがり・蜂蜜・お酢・オリーブオイルなどを加えるひと工夫で、味や食感に違いが出るようです。

ごはん粒をつぶさないように、しゃもじで縦に切って底の方から少しづつ、ふんわり、蒸気を逃がしつつ空気を含ませる感じにほぐしましょう!
※炊き上がったごはんをそのままにすると、せっかくのごはんがべちゃべちゃしたり、硬くなってしまします。
しゃもじで、ふんわりとごはんがたつように盛りつけます。
ごはんを押しつけないようにしましょう。
※ ごはんを釜から取り出す時は、下の方からも取ってよそってください。

ごはんを長時間保温しておくと、ごはんの味が落ちたり黄色く変色してしまいます。保温は1~3時間程度にしましょう。できるだけ熱いうちに冷凍すると、鮮度が保たれます。出来れば、こまめに炊いたごはんを召し上がってください。